ドットの6月10日。
3Dドットゲームヒーローズ発売時に10月10日がドットの日であると唱えた事もあったが、
現在のところは6月10日がドッター界隈では常識となりつつある。
それはなぜか。
それにはあのヒットタイトルが深く関わっている。
1992年6月10日に発売されたスーパーファミコン(以下SFC)用ソフト「 ストリートファイターII (以下ストII)」である。
アーケード用ゲームとしてストIIだったが、コンシューマ用として移植された
SFC版は全世界で630万本を売り上げる大ヒット作となった。
このSFC版、何も知らない人が見ると単純なアーケード版の移植であるが、
開発者の並々ならぬ努力の上で成り立っている。
何せSFCゆえの容量制限がつきまとってくる。
初代ストIIに関して言えば16Mbitロム、つまり2Mバイトに全てが収まっているのだから驚きだ。
2HDのフロッピーで言えば2枚弱、1GバイトのUSBメモリの500分の1の容量に収まっている計算だ。
削れるところは削る、そのスタンスの下ドット絵についても多くの修正が加えられた。
画面の上下を黒くマスクして、ゲーム画面本体の縦方向の長さを縮めている(PCエンジン版・メガドライブ版も同様)。これはキャラクター全体の大きさをオリジナルより小さくしてグラフィックデータを減らしながら、それをプレイヤーに感じさせない工夫だった。
(wikipediaより)
その開発者の多大なる努力を怠らぬ姿勢を評して、
ソフトの発売日であった6月10日をドットの日とする事になったのである。
我々ドッターは過去にそういった苦労をする時代があった事を忘れてはならないのだ。
もちろん、嘘である。